2011年5月31日火曜日

モロヘイヤ、こどもたち

こんにちはー。

最近、モロヘイヤの時期らしく、モロヘイヤスープをご馳走になる日が増えてきました!
週の半分は、どっかの家でモロヘイヤを食べてる気がする・・・。


モロヘイヤスープは、鶏肉が入ってて(入ってない時もあるけど)、スープをご飯にかけて食べる!ほんとに、おいしい。
まず、前日に葉っぱのみを取って、それを洗って乾燥させるところから始まります。
葉っぱとりは、簡単だけど手間なので、近所のおばちゃんも一緒にしたり。
作り方はそんなに難しくなくて、にんにくを炒めて、鶏肉をいれて、水、塩、マジー(ブイヨン?)あとモロヘイヤを入れます。
最後はレモンをかけて!
「おいしい!」って言ってると、おばちゃんが、「私が日本に行って、モロヘイヤを持ってって作ってあげるよ。」って言ってくれました。おおっ!望むところだわー。

今日はこどもたちの話をすこし。
毎週1回または2回、活動の後に、地元の小学校でこどもたちに英語を教えています。
 
こっちは、幼稚園から英語を習いはじめるので、校長に「4年生と5年生をお願いねー」と言われたときに、「そっかー。じゃあ結構話せるのかなあ。」と思ったけど・・・、驚くくらい話せない。
「ありがとう」って英語でなんですかー?、という質問に答えられなかったくらい。

私が住んでいる地域は、教育レベルがヨルダンの中でもとっても低いらしい。

先生は、「子供が悪い」っていうけど、問題は学校や先生の方や、そもそも教育があまり重視されていないような気が。
もちろんいい先生もいるけど、生徒がわかるように、きちんと授業してない先生も多いし、そもそも授業せずに同僚とおしゃべりしてる先生もいる。
ヨルダンでは、先生の地位が低くて、給料も低いから、先月はストしてたしなあ。

子供たちは、すごく自己顕示欲が強くて、皆「私、私にあてて」って手を挙げる。
あてても、わからないことも多いけど。日本ではありえない光景だわー。
人に譲るとか、友達を待つ、とかって意識が、少なくとも授業中は見られないんよねえ。
ずっと「今は、この子に質問してるよ。待ってね。」って言い続けて、やっと最近、少しだけ定着してきたような。
常に騒がしくて、最初は声がかれるくらい、怒ってた時もあったけど、それも最近怒鳴らなくてすむようになったし。
まあ、元気があるのはいいんだけどね。

もっともっと教育を重視していくべきなんじゃないかなあと、一外国人だけど、思ってしまうなあ。

みんな、手遊び大好き!
近所のおばちゃんたち、鶏さばく

今は、凧揚げシーズン!