2011年7月25日月曜日

嬉しかったこと、そしてスポンジボブ

こんばんはー。

今、家の天井にある謎の穴二つから、ずっと水が漏れてます。
漏れとるというか、流れとるというか・・・。あーあ。
                        
それはさておき、
今月は、職場の職業訓練校で競技会を開きましたー!

皆じゃないけど、先生たちはやる気ないし、生徒もやる気あんまりなし。
なんとか、少しでもやる気を引き出すような機会になればなあと思って。
各コースでテーマを決め、全生徒に参加してもらい、そのスキルを競ってもらうというもの。

でも、やっぱり人を動かすというと大げさだけど、やる気にさせるって難しいなあと思いました。

日本では、競技会開こうと思ったら、自分で問題を考えて作って、もちろん周りの方に協力してもらいながらだけど、とにかく自分で動けば何とかなったけど、でもここでは、そうできん。

自動車整備も電気設備も溶接も、全くわからんから、とにかく先生たちに動いてもらうしかない!
まあ、そのために企画したのもあるんじゃけど。
(あ、でも日本でも同じこといっぱいありました。それこそ電気や機械や建築など、色んな方にお願いして趣旨や必要性を理解してもらって、賛同してもらって・・・。そうだったー!そこが原点でした。

どうなるかなあと心配だったけど、校長が「香織からこういう提案あったけど、どう思う?」みたいな会議を最初に開いてくれ、その後は徐々にリーダー的な先生たちが中心になってくれて、進んでいきました。

 もちろん、すべての先生がやる気だったわけじゃなくて、面倒だなあみたいな人ももちろんいたけど。

まあ、でも何とかちゃんと全部のコースで競技が行われました☆

最終日の表彰式もたくさんの人に来てもらえたし。


嬉しかったのは、私が提案したものというよりも、途中からどんどんセンターの行事として進んでいったこと。

先生たちだけじゃなくて、前日、校長も、会計係も、掃除のおばちゃん、事務係、エアコン修理係もみんな準備しているのを見て、あー、そっか、うちもこの準備している人の一人に過ぎないんだなあと思って、それがすごい嬉しかったー。

さてさて、話は変わって・・・!                            

ヨルダン人は、特におばちゃんたちは、とってもふくよかな体型をしてます。
でも、概して顔はちっちゃい。
そんなおばちゃんたちに、よく「あんたはそんなに太ってないよー。
顔が大きいだけよー」とこれまで言われてきました。


でも今日は、なんと「あんたの顔はスポンジボブねー、あはははー」と言われてしまったー!
いくらなんでも、スポンジボブはないじゃろ。

その場にいたウクライナからお嫁に来たという女の子も、
「うーん。でもスポンジボブは皆大好きよー。かわいいわよー」
とよくわからないフォローをしてくれたけど・・・。

あ、スポンジボブをご存じない方、これ→です。      

まあ、いいんです。それでも、おばちゃんたちが、この街が大好きだから、全然めげんわー。
ちょっとショックじゃけど。


週末の婚約式(ホトゥバ)。
ラマダン中は無理だから、今月は駆け込みが多い気がする。

大学卒業おめでとうパーティー。
内容は、とりあえず皆で集まって踊ってといつもの感じ。

2011年7月17日日曜日

同僚たちのやる気、サウサンち

こんばんはー。
暑い・・・。もう40度を軽く超える日々が続いとって・・・、暑いです。

またまた、ご無沙汰してしまいました・・。
毎日書きたいなあということはあるんじゃけど、ものぐさだし、だめだなあ。
今月は、職場での行事が多かったり、地元のNGOでも活動したり・・、なにやらバタバタ過ぎとる感じです。

今週、もっと中学生にも職業訓練校を身近に知ってもらおうということで、1週間体験クラスを実施しました。
もともと、やりたいなあと話してたんだけど、先月終わりに突然校長のやる気に火がついて、そしたらリーダー的な同僚も、やるやる!ということで、「おー、いい感じ!」と思って、うちは裏方に徹することにしました。

モチベーションが低い先生が多いので、このいい感じが嬉しかったなあ。

中身は、1日ずつ各コース(自動車整備とか機械コースとか)を体験していくというもの。
→こんな感じでいい感じに進んでいたけど・・・、でも、やっぱり先生たち全員がやる気があるわけではなく、3日目くらいには、既に「かおり、お願いねー」って丸投げになってました。

うーん。せっかく来てくれてる生徒たちに悪いと思って、パワポの資料を駆使して、ちょっと間はつないだけど、やっぱり先生にしてもらわんとと思って、なんとか先生を連れてきて、なんとか講義を・・・。

短期の服飾コースのおばちゃんたち

体験の中学生。休憩中は常にダンス。












ほんと、どうしたら先生たちのやる気って上がるんかな。
「やる気を上げる」・・・ここ何年、このことばかり考えとる気がする。

私は、各コースの専門でも何でもないので何もわからない分、生徒への丁寧な姿勢とか工夫してるっぽい講義とか頑張ってるなっていう態度をみると、純粋に先生に、すごいねえと伝えています。
ちゃんと見て、いいところはいいってきちんと伝えて働きかけていくことしかできないしなあ。

でも、全く授業をしてない講師がいて、「なんで、全然生徒と一緒におらんの?」って聞いたら、
「僕は1年に1回しか授業を一緒にしないんだよー」と開き直られてしまった。なんなんー。
この先生は大卒で、職業訓練校はレベルが低いので、「俺はこんなとこにいる人間じゃないんだ!大卒なんだ!」って思ってるんだと思う。まあ、たまーに真剣な姿も見せてくれるので、じわじわしていこう。

モスクに佇む街のおじちゃんたち
近所の兄ちゃん
   










さてさて、話は変わって。週末アンマンに行ってましたー。
アンマンは涼しいんだけど、往復のバスがつらい・・・。
クーラーもないバスで、窓を開けると熱風なので窓を閉め切って、2時間ほんとサウナです。
それなのに、道すがら、運転手のおじちゃんが、知り合いを見つけると「おー、ムハンマド、元気か?」「うん、元気だよ。そっちはどうだー?」とか始まっちゃうので、「おじちゃーん」という感じです。まあ、仕方ないんだけど。

アンマンでは、仲良しのサウサンちへ。                           
先月、おばあちゃんたちがメッカに巡礼に行ってて、お土産もらいました。
ヘンナ(ネイル用とハンド用)と・・・なぜか下着??? まあ、いっか。ありがとうー。

夜は、屋上でバーベキューでした。とても信仰心の篤いファミリーなので、アッラーがどんなに偉大か、ムスリムだとどんなに幸せかを、家族長のムハンマドやサウサンが、チキンをかぶりつきながら、いつものように説明してくれました。
だんだん、ムスリムになってもいいかなってちょっと思ってくるなあ。
でも、サウサン、ごめんなさい。やっぱりうちは、お酒も豚もすきです。