2011年3月15日火曜日

地震、ヨルダンからの声

こんばんは。

こちらでも毎日、日本の地震のニュースをテレビやネットで見ています。
ただ心配することしかできず、本当にもどかしい。

地震が起きてから、多くのヨルダン人からお見舞いの電話をもらいました。
同僚の奥さんは涙を流してくれて・・・

今日、職場である生徒が、日本頑張れ・・・というようなことを紙の裏に書いてくれました。
そしたら、他の生徒や先生もどんどん書いて・・・、アラビア語もちゃんと書けない子が多いんだけど、
その気持ちが嬉しかった。


ヨルダンでも募金を募る活動の立ち上げや、世界各国で協力隊員が「日本のために」と立ち上がっています。

日本から遠く離れているけど、とにかくできることをやらんと。

追伸:ヨルダン人の友人が、「日本はひとりじゃない」と歌ってくれています。
http://www.youtube.com/watch?v=TjhR9EVmPg8&lc=XnkBDPRFpYceIo4YD-9VcaRbshIoRE_N9SgsyCuwJa4&feature=inbox

2011年3月8日火曜日

パキスタンの人々

アッサラームアレイクム!

先週、ご近所さんの親戚のオロス(結婚式)に招待され、行ってきましたー。
親戚のおうちまで行くバスの中も、歌いまくるし、踊りまくる。
もちろん、お母さんも!

でも、オロスの会場に着いたと思ったら、
20歳のImamが、私に死海を見せてくれると言って、連れ出し、
「死海はいつも見てるし、いいよー。」といってもきかず、
バスに乗りこんで走り出し・・・。

着いたところは、トマト畑の中のテント住居。
パキスタン人の大家族のおうちだった。
そしてそこには、Imamの恋人のIbrhmがいたんですよね。
あー、だからかあ、了解。
Imamは恋人じゃない!と言ってるけど、そんなの見てればわかるよー。                          
お母さんには絶対内緒ねというImamがかわいかった。

ムスリムでは、結婚前につきあうなんてご法度。
二人が会えるのは5か月ぶりらしい。一人で家から会いにくるなんてできないし、
今日はImamにとって、恋人に会えるチャンスだったんだなあ。


パキスタンの大家族は、いくつかのテントに分かれて住んでました。      
そこには、1時間前に生まれたばかりという赤ちゃんが!
当然病院などには行かず、自宅のお母さんに見守られての出産。
無事でなによりー。
お母さんはまだ17歳。でも、ここではこれが普通。

みんな、パキスタンの服(シャルワールカミース)を着てて、顔もパキスタン!
ずっと前に旅したパキスタンを懐かしく思い出しました。


テント住居で中はあんまり何もないけど、でも冷蔵庫が!
気づけば電線もあるし・・・うーん、電気代とか払ってんのかな。

ビザとかどうなんだろう・・・、いつからここにいるんだろう・・・

次回、またゆっくり訪問しよう。

遅れて戻ったImamはお母さんに怒られて、
私も「どこ行ってたの?」ってすごい聞かれたけど、
「死海見てたよー」と嘯きつつ、マンサフを食べました。
(マンサフは、ヨルダンの代表的料理。羊(鶏)ご飯の羊ヨーグルトソースかけ?)

オロス(結婚式)の話はまた今度ー!




ImamとIbrhm・・・幸せになれますように☆

2011年3月2日水曜日

うれしかったこと 妻ふたり

こんばんはー。
週末アンマンに行ってきましたー!
でも、最終バスが出てしまって(13時にはバス停行ったのにー)、トラックをヒッチ。いい人でよかったー。

アンマンでは、まず仲良しファミリーのサウサンちへ。
なんと、誕生日祝いを盛大にしてくれました☆
みんな飾り付けしてくれたり、ケーキもたくさん作ってくれて、
さらにプレゼントまで!

ケーキ食べたら、もちろんダンス!
ほんと、うれしかったー。泣きそうになりました。

次の日も同期に祝ってもらい、またまた、うれしかった!
手作りの日本食も満喫。ありがとう!


                               いつも朝(お昼)ご飯は職場で。今日は卵も!
 職場でも、うれしい出来事が☆                  
私の活動計画を説明する会議を、
校長が開いてくれました!



さらに「この子はムスリムを尊敬して、よくやってる。」と言ってくれ、

つたないアラビア語の資料を、つたないアラビア語で説明する私を、みんな、温かく見守ってくれました。
ほんと、頑張ろう。

洗濯物もいっぱい

さてさて、話は変わりますが、                    
今住んでる地域は、「妻ふたり」がかなり多いです!

ムスリムは妻4人までOKですが、
でもアンマンにいた時は会ったことがなく、
あんまりいないんだと思ってました。

ところがところが、ここでは、結構います。
「なんで?」って聞いたら、それは名誉なことなのだそう。
あと、「トマトがたくさん獲れるだろ」と言ったおじちゃんも。
まあ、確かにそうだけど・・・。

さすがに最初から同時に妻にするケースは少なくて、
最初の妻が少し年老いて、まだ、さらに子供ほしいし、少し若い妻を嫁にするか、というケースとか、
子供ができなくて、第2の妻と結婚とか、そういう感じです。

仲良くしてるファミリーは、子供が、最初の妻との間に10人、第2の妻との間に10人で、
「神のおかげだ!」とお父さんは言ってました。



でも、奥さん同士はやっぱり仲がいいとはいかないみたいだし、
子供がいない場合は、夫が第2の妻の家ばかりな感じで、複雑です・・・

一夫一妻がいいと思うけどなあ。