こんばんはー。
今、近所でホトバ(婚約式)の最中で、今もがんがん音楽が鳴っています。
呼ばれてちょっと行ったら、知っている子で、おお!おめでとうーーと。
一昨年の職業訓練校の卒業生で、まだ20だけど、もう結婚なんだなあ。ぐるぐる輪になって、ステップを踏んで踊ってるだけなんだけど(ダブケと言います)、結構好きで、今日みたいにがんがん踊ってるのを見ると、混ざりたくなる。でも一応女なので男性に混ざるわけにはいかず、我慢。
50名を超える日本人の方(隊員や事務所の方々)に協力いただいて。
今回は、音楽をテーマに、バンドやピアノ、トランペット、サックス、ボディパーカッション、ダンスなどなど、みなさん、多彩な芸を見せてくれました。ヨルダン側も、いつものだけど、男女それぞれのダブケや空手演武を披露。
アラビー音楽以外を初めて生で聞くこどもたちばかりで、興奮してたり、きょとんとしてたり、楽しんでくれてたようで何より。
でも、沢山のこどもたちで会場が混乱してしまって、押し合いみたいになったり、見たい子が見れなかったり、うーん、もっと工夫の余地があったわー、反省。
色々あったけど、隊員や事務所の方、もちろん現地の方の協力があったからこそできたイベントでした。本当にありがとう!
さてさて、久しぶりなので続けて書きます。もっと普段から書けばいいんだけど。
まずは、化粧からだから!と言われて、初のアラビーメイク。
その後は、ドレスを着せてもらい、後はひたすらダンス。踊ったわー。
この家族は、こっちに引っ越してきて一番お世話になっているおうちの一つ。
私が行かない日も、お夕飯をとってくれてたり、おみやげも娘と同じように買ってくれたり、風邪の日は家までご飯持ってきてくれたり。
こういう温かい気持ちに日々触れているので、穏やかに過ごせてるんだろうなあ。
このおうちには今、娘が3人いて、それぞれ恋愛中。
ムスリムなんだけどラフというか緩すぎるというか。もちろんお父さんには内緒。日々電話をしまくってるだけだけど。
長女のアマルは、前にも書いたけど、彼氏がアフリカに軍隊の仕事で行ってて、うちにスカイプをしに来る子。
いつも、すごい化粧でやってくるんだけど、こないだはいつものすっぴんで、落ち込んでやってきた。事情を聞くと、その彼氏は実は結婚していたらしく、子供も二人いるとのこと。
うちは、えーー!と思って、当然別れると思ったら、どうやら続ける気らしい。
ムスリムは4人まで妻を持てるし、実際お母さんも第2夫人だし、そこらへんの感覚は違うんだわ。
その子は27で、もうお嫁には行けない年齢だから、お母さんも第2夫人でもいいから結婚してほしいと思っとるんかなあ。
次女のイマームは、こないだやっと婚約が決まったけど、婚約式のお金のことでもめてて。
どうやら男側に十分なお金がなくて、婚約式のパーティーができないらしい。
こっちの人はとても体裁を気にするから、「私は、ゴーラニーエ(ゴール地方の女性)と同じようにしたいだけ。それができないなら、街の人はなんて思うと思うのー。」といって泣いてた。
アマルもイマームも幸せになれますように。
最近、本当に思うのは、うちの街の中での格差がすごくあるなあということ。
ヨルダンの中でも比較的貧しいとされている地域だけど、その中でも、例えばお肉食べて、エアコンやパソコンもある家と、大家族がひしめきあって外で寝てる日雇いのトマト労働者の家と。
その格差をなくしていくことが大事だと思う。難しいけど。
こないだ、アンマンのサウサンちで、久々に食べた ヨルダン代表料理マンサフ。真ん中は羊の頭。 ヨーグルトを煮込んだソースを混ぜてたべます。 最初は嫌いだったけど、こないだは大興奮して昼も夜も食べまくりました。 |