親戚のおうちまで行くバスの中も、歌いまくるし、踊りまくる。
もちろん、お母さんも!
でも、オロスの会場に着いたと思ったら、
20歳のImamが、私に死海を見せてくれると言って、連れ出し、
「死海はいつも見てるし、いいよー。」といってもきかず、
バスに乗りこんで走り出し・・・。
着いたところは、トマト畑の中のテント住居。
パキスタン人の大家族のおうちだった。
そしてそこには、Imamの恋人のIbrhmがいたんですよね。
あー、だからかあ、了解。
Imamは恋人じゃない!と言ってるけど、そんなの見てればわかるよー。
お母さんには絶対内緒ねというImamがかわいかった。
ムスリムでは、結婚前につきあうなんてご法度。
二人が会えるのは5か月ぶりらしい。一人で家から会いにくるなんてできないし、
今日はImamにとって、恋人に会えるチャンスだったんだなあ。
パキスタンの大家族は、いくつかのテントに分かれて住んでました。
そこには、1時間前に生まれたばかりという赤ちゃんが!
当然病院などには行かず、自宅のお母さんに見守られての出産。
無事でなによりー。
お母さんはまだ17歳。でも、ここではこれが普通。
みんな、パキスタンの服(シャルワールカミース)を着てて、顔もパキスタン!
ずっと前に旅したパキスタンを懐かしく思い出しました。
テント住居で中はあんまり何もないけど、でも冷蔵庫が!
気づけば電線もあるし・・・うーん、電気代とか払ってんのかな。
ビザとかどうなんだろう・・・、いつからここにいるんだろう・・・
次回、またゆっくり訪問しよう。
遅れて戻ったImamはお母さんに怒られて、
私も「どこ行ってたの?」ってすごい聞かれたけど、
「死海見てたよー」と嘯きつつ、マンサフを食べました。
(マンサフは、ヨルダンの代表的料理。羊(鶏)ご飯の羊ヨーグルトソースかけ?)
オロス(結婚式)の話はまた今度ー!
ImamとIbrhm・・・幸せになれますように☆ |