2011年12月19日月曜日

マハラジャーン

こんばんはー。

今日から、うちの街でマハラジャーン(お祭り)が始まりました!4日間。
お祭りといっても、初日の今日はいつもの踊り(ダブケ)。
そして、うちは一人トランペットで出演してきましたー!

トランペットを吹くなんて、今回本当にすごい久しぶりで、どうなるやらと思ったけど、勝手な感想としては楽しかったなあ。
ここの街の人は、トランペットなんて見たことないので、子供たちは、うーん?なんだこれは?って感じ。
今日は、とりあえずトランペットで演奏しているっていうのをみてほしかったし、うちもずっと吹いてないので、短い曲を6曲だけ。
でも、ムスリムなのでクリスマスソングを外したり、クラシックも、あ、これはキリスト教系かもというのを外したり、うーん、これはアメリカ映画の曲だけど大丈夫かなと思ったり、選曲にも気を遣ったなあ。




1カ月くらい前に知り合いの方にお借りして、まずは練習と思って、小学校の校庭で一人吹いてたら、気づけばすごい人だかりに。
みんな、興味津津で見てました。
おお!そんなに珍しいのかあと思って、今度は職場に持っていったら、生徒たちがダンスを始めて。
下手な音だけど、音楽ってすごいものなんだなあと改めて実感。











今日も、こんな下手な演奏にたくさん拍手をもらって、ファンタスティックと言ってもらえたのでよかった。

最近、楽器を演奏したり、音楽隊員の方の演奏を見たりっていう機会が結構あって、すごい嬉しい。自分で演奏するのは、すごい久しぶりじゃけど、やはり楽しい。あー、リズム感や音感があれば・・・。

そして、月並みだけど、音楽はやはりすごい。



2011年12月18日日曜日

うーん・・・。

こんばんはー。

もう12月です。といっても、ここはムスリムなので、年末とか関係なく、過ごしているはずなんですが、やはり日本人なのでなにやらばたばた。

さっきまで近所のアマル(25歳)が、うちでスカイプしてました。

もう1年くらい前から結婚の申し込みに来るっていって来ない彼氏が、この夏に軍隊の仕事でアフリカに派遣されたらしく、それ以来アマルは本当にふさぎこんでて・・・。
うちは密かに、もう捨てられちゃったのかも・・・どうしようと思ってたんだけど。

そしたら、向こうはネットカフェがあるらしく、「インターネットだと顔を見て話せるってきいて」と今日すごい勢いで押しかけてきて。

うちの街にはネットカフェがないし、もしあっても、女の子がそこで彼氏と話すなんてとんでもない。ムスリムだから、彼氏はいないことになってるし、そんな公の場で話そうものなら大変なことに。

なんとかスカイプがつながったときは、アマルが見たことない笑顔で。それから延々1時間半。
「4カ月ぶりにやっと顔が見れて、本当にありがとうー」って、うちの顔中にチューを浴びせて、その笑顔を見たらよかったなあと思ったけど、「明日も来るから!」って言ってて、うーん、応援したいけど毎日は勘弁だわ・・・。
まあ、それはさておき。

先週、職業訓練校のイメージアップを図ろう!ということで、
地元の街中での清掃・メンテナンスキャンペーンをしました。
今回は、前実施した企画よりも一層、職場の校長やら講師が主体になって、進んでいって、それはよかったんだけど。
でも、やっぱりヨルダンだなあと痛感と言うか実感。

ここはほんとに小さい街なので、地元との結びつきはすごく大事。
なのでキャンペーンの前に、地元の有力者を呼んで開会式をすることにして、準備してました。

でも、前日にいきなり場所が変わり、当日、行ってみたら、地元のお偉いさん方が勢ぞろいしてて、生徒が一部いるだけ・・・。
あとの生徒はもう直接清掃場所へ行くようにしたとのこと。
えええー、生徒を全員集めてするって話してたじゃん・・・。これだと何のための・・。

でも事情を聞くと、この街の知事(みたいな)が自分の事務所の庭でするようにという指示を出して、こうなったとのこと。










私は釈然とせんかったけど、校長も地元のお偉いさんも、いい開会式だったと言ってて、何も疑問に思ってない。
確かに、地元との結びつきを強めるという意味ではかなり有意義だったと思うけど、何やら生徒がないがしろにされた感じじゃわ。
 
でも、ヨルダン人がいいと思ってるならそれがいいのかなあ。
今回は、本当にヨルダン人の同僚たちが進めて、その結果がこうなら、うーん。
いや、もうちょっと譲れないところをわかってもらって、もっとしっかり共有すべきだった。

色々反省というか考えさせられました。
でも、うちが数ヶ月前に提案したことが、全体での会議を経て、校長や講師、スタッフがそれぞれの役目を果たして、たとえうちがいなくても十分に進んでいっているのは、よいと思うし、そこに意味があると思う。

前にも話したけど校長の話を少し。
校長は、うちと同い年。まわりのスタッフはすべて年上。
でも、うちの職場がまあうまくまわっているのは、校長のマネジメントに因ってると思う。
例えば、会議も、結論はなんとなく初めから見えてる場合でも、必ず全員に意見を言わせる。言わせたうえで納得させて、会議を締める。

今回のキャンペーンが終わった時も、皆の前ではなく、2人になったときに、「ありがとう、ご苦労様」と言う。

いやあ、日本でもヨルダンでも、いい上司に出会えてほんとに感謝。

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