ラマダンが終わって、ラマダンの後のイード(日本でいうお正月休み?)も終わって、普通な日々が始まりましたー。
ラマダン中に停滞しまくってた活動もぼちぼち再開。まあ、それはまた。
こないだ、アンマンで友人の息子さんのオロス(結婚式)に行ってきましたー。
一家はパレスタイン(パレスチナ人)で、皆、大学出ていて息子さんは今、エンジニアでサウジアラビアで働いています。
そんなご家庭なので、結婚式も任地で行くのとは違いましたー。
日本のすてきなガーデンウェディングみたいな感じ!
オープンカーで新郎新婦登場! |
とりあえず踊りながら会場へ |
新郎新婦! |
女性の会場、男性はお庭でした |
地元での結婚式は、数日続くけど、今回のは1日。やはり都会だとそうなっていくんかな。
流れはこんな感じ。
①まず、新郎・新婦それぞれの家で夕方からとりあえず踊る
②バスや車何台もで、新郎を筆頭に、新婦の家へ迎えに行く。この時に、クラクションを鳴らしまくる
③両家とも車数十台+バス数台で、結婚式会場へ。もちろんクラクション連発。車やバスの中で踊りまくる
皆興奮しすぎてて、ちなみにこの時は乗ってた車が事故っちゃいました。無事だったけど。
④会場へ着くと、男女一緒に新郎新婦とともに、踊りながら中へ
⑤男女それぞれの会場で踊りまくる。女性はこの時は、ヒジャーブ(髪を覆う布)を外し、肌を出したドレスを着て踊りまくってます
⑥新郎新婦はまず男性会場、その後女性の会場へ。新郎がくるときは、「新郎がきますよー」とアナウンスが流れ、皆一斉にヒジャーブや上着を着ます
⑦それぞれの親族が新郎新婦に挨拶をして、友人も挨拶をして、再度皆で踊りまくる
とまあこんな感じ。とりあえず踊りまくってるのです、いやいや、楽しかったー。
でも、友人は「かなりの出費だったよー」と言ってて、会場には2500JD払ったらしい。(公務員の給料が300JDくらい)
地元では、結婚式に使うのはこの10分の1くらいだそうなので、やはりすごかったんだと思う。
パレスタインの人なので、パレスチナの踊りや歌もたくさんありましたー。昨日、パレスチナから今日のために来たのよという親戚もいたなあ。
地元に帰って写真みせてーと言われたので見せてると、「やっぱり、自分たちとは違うんだなあ」という感嘆のような諦めのような反応も。それは、都会に対してもだし、パレスチナの人に対してもなんだと思う。
楽しかったオロスじゃけど、やっぱりヨルダンの中でも格差ってあるなあと、すごく感じました。
話は変わって、こないだ友人のイラク人(ヨルダン在住)が、
居合道を習っているというので、見学に行ってきましたー。
道場には緊張感があって、日本語で「いち、に、さん、し」とか、「始め!」とか、「先輩から!」とか言ってて、おおおーって思いました。
他にも剣道や柔道や空手の教室もあって、日本の武道ってすごいなあと改めて実感。空手の道着を来てる子、よく見かけるしなあ。
もうひとつ。こないだのイード休みは、ずっと行きたかったワディムジブ(渓流下りみたいな)と、近所の渓流(用水路)に行ってきましたー。
水がなくて困ってるヨルダンだけど、水、ありました!そして楽しかったー。
←ワディムジブ
近所の用水路→
でも、今は水がないー。
昨日から水がとまってます・・・。あーあ。
近所の仲良しの家が、もう4日くらい水がとまってて、毎日せっせと水を運んだり、皆にシャワー浴びてもらったりしてたら、今度はうちが・・・!
アフリカとかもっと大変なとこもあるのはわかっとるけど、でも、水出てほしいー。
そうそう、来月、倉敷市と共同で交流事業みたいなのをさせていただきます。
お時間ある方、ぜひぜひー。子供さんが対象なんですどね。